2012年12月27日木曜日

もういくつねると?


クリスマスが終わると次はお正月。れきぶん2階歴史文化展示ゾーンの中にある町屋もお正月仕様に変わりました。


ここ町屋は、江戸時代の長崎の家屋を復元したコーナーで、季節ごとの伝統行事にちなんだ飾りや郷土料理を紹介しています。今回は長崎の正月の風景を描いた川原慶賀の年中行事絵を参考にお正月の飾りつけを再現しています。 
昔の門松はこんな感じだったんですねえ~。


室内には、「幸木」(さいわいぎ)がつるされています。かつては長崎の各地で行われていたそうです。

これがもとになった川原慶賀の年中行事絵!


現代でおせちといえば重箱ですが、元来はお膳でいただくもので、お屠蘇に始まり、一の膳、二の膳と続くのが本式です。この展示では戦前の中流家庭の正月料理をイメージしています。

美術展示室では、「めでたい!福を招くお正月の絵画」を開催中です。川原慶賀の絵もありますので、見比べてみるのも楽しいですよ!


町屋 「正月」
期 間: ~1月14日(月)まで
会 場: 常設展 歴史文化展示ゾーン(町屋)
時 間 : 8時30分~19時(入場は18:30分まで)

観覧料 :常設展観覧料でご覧いただけます。
(常設展)大人600円(480円) 小中高校生300円(240円)
※( )は15名以上の団体料金 ※県内小中学生は無料
※1月1~3日は着物でご来館いただくと観覧料無料